MGC(マラソン)2022とは?出場条件と男子女子出場選手2022|JMC賞金はいくら?【随時更新】

マラソン オリンピック

2021年に行われた2020東京オリンピック。猛暑の開催であり、暑い東京でマラソンが走られることはありませんでした。

そんな東京オリンピックのマラソン代表選考会として始まったMGC・マラソングランドチャンピオンズシップ。オリンピック出場枠男女各3枠をかけて多くのアスリートたちが競い合います。

2024年に行われるパリオリンピックの代表選考会であるMGCがいよいよ始まりました。2023年に行われるMGCファイナルに向けて、気の抜けない大会が目白押しです。

 

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MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)とは?JMCの大会グレードとは?

MGC・マラソングランドチャンピオンシップとは、マラソンの日本代表選考会で、日本陸上連盟が主催。2021年に開催された2020東京オリンピックのマラソン日本女子男子代表を選考するために始まりました。

2024年に行われるパリオリンピックに出場するマラソン日本女子男子代表を選出するMGCは、2023年秋に行われます。

2024パリオリンピックマラソン日本代表となるためには、まずMGC・マラソングランドチャンピオンシップへの出場資格を獲得する必要があります。男子女子ともにMGCの指定大会に出場し、日本人上位に入り、さらに規定タイムをクリアする必要があります。

規定タイムをクリアするための大会ではペースメーカーがつくなど、タイムを重視したレースが展開されることになります。

 

男子指定大会|MGC大会スケジュール

MGC・マラソングランドチャンピオンシップ出場権を獲得するための男子選手のマラソン大会はこのようになっています。

太字は、グレード1/G1に指定された4大会。

2021年12月5日(日)【第1期指定大会】第75回福岡国際マラソン選手権大会 G1【終了】
2021年12月19日(日)【第1期指定大会】第52回防府読売マラソン G2【終了】
2022年2月6日(日)【第1期指定大会】第70回別府大分毎日マラソン G1【終了】
2022年2月27日(日)【第1期指定大会】第10回大阪マラソン・第77回びわ湖毎日マラソン統合大会 G1
2022年3月6日(日)【第1期指定大会】東京マラソン2021 G1

2022年7月17日(日) 2022オレゴン世界選手権
2022年9月 2022杭州アジア大会

 

女子指定大会|MGC大会スケジュール

MGC・マラソングランドチャンピオンシップ出場権を獲得するための女子選手のマラソン大会はこのようになっています。

太字は、グレード1/G1に指定された3大会。

2022年1月30日(日)【第1期指定大会】 第41回大阪国際女子マラソン G1【終了】
2022年2月27日(日)【第1期指定大会】 第10回大阪マラソン・第77回びわ湖毎日マラソン統合大会 G2
2022年3月6日(日)【第1期指定大会】 東京マラソン2021 G1
2022年3月13日(日)【第1期指定大会】 名古屋ウィメンズマラソン2022 G1

2022年7月17日(日) 2022オレゴン世界選手権
2022年9月 2022杭州アジア大会

 

MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)出場条件とは?

 

条件 性別 2023年MGCファイナル出場権獲得タイム



着順+記録①
※国内順位上位対象
男子 G1/1~3位+2時間10分00秒以内 
G2/1位+2時間10分00秒以内 
女子 G1/1~3位+2時間28分00秒
G2/1位+2時間28分00秒
着順+記録②
※国内順位下位対象
男子 G1/4~6位以内+2時間09分00秒以内 
G2/2~6位以内+2時間09分00秒以内 
女子 G1/4~6位以内+2時間27分00秒
G2/2~6位以内+2時間27分00秒






国際大会 共通 2022オレゴン世界選手権8位以内
2022杭州アジア大会3位以内
記録(1本) 男子 JMC加盟大会
(G1~3)及び対象国際大会内で2時間08分00秒以内
女子 JMC加盟大会
(G1~3)及び対象国際大会内で2時間24分00秒以内
記録平均(2本) 男子 JMC加盟大会
(G1~3)及び対象国際大会内で2時間10分00秒以内
女子 JMC加盟大会
(G1~3)及び対象国際大会内で2時間28分00秒以内
JMCランキング 男子 シリーズⅠ(第0期・第1期)ランキング上位8名
シリーズⅡ(第1期・第2期)ランキング上位8名
女子 シリーズⅠ(第0期・第1期)ランキング上位8名
シリーズⅡ(第1期・第2期)ランキング上位8名

 

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男子MGC出場権獲得選手/ファイナリストまとめ【随時更新】

第10回大阪マラソン・第77回びわ湖毎日マラソン統合大会で第9位でゴールし、MGC出場権を獲得したファイナリストの川内 優輝さんは、対象大会2大会で規定タイムを上回りました。

 

※情報は2月27日現在

No. 名前 所属 登録陸協 自己ベスト 出場権を獲得した大会と記録
001 細谷恭平 黒崎播磨 福岡 2:06:35 第75回福岡国際マラソン選手権大会
日本人1位(2:08:16)
002 大塚祥平 九電工 福岡 2:07:38 第75回福岡国際マラソン選手権大会
日本人2位(2:08:33)
003 髙久龍 ヤクルト 東京 2:06:45 第75回福岡国際マラソン選手権大会
日本人3位(2:08:38)
004 上門大祐 大塚製薬 徳島 2:06:54 第75回福岡国際マラソン選手権大会
日本人4位(2:08:56)
005 神野大地 セルソース 東京 2:09:34 第52回防府読売マラソン
日本人1位(2:09:34)
006 西山雄介 トヨタ自動車 愛知 2:07:48 第70回別府大分毎日マラソン
日本人1位
007 鎧坂哲哉 旭化成 宮崎 2:07:55 第70回別府大分毎日マラソン
日本人2位
008 藤曲寛人 トヨタ自動車九州 福岡 2:08:20 第70回記念別府大分毎日マラソン大会
3位
009 古賀淳紫 安川電機 福岡 2:08:30 第70回別府大分毎日マラソン
日本人4位
010 相葉直紀 中電工 広島 2:08:44 第70回別府大分毎日マラソン
日本人5位
011 中西亮貴 トーエネック 愛知 2:08:51 第70回記念別府大分毎日マラソン大会
6位
012 星 岳 コニカミノルタ 2:07’31” 第10回大阪マラソン・第77回びわ湖毎日マラソン統合大会1位
013 山下 一貴 三菱重工 2:07’42” 第10回大阪マラソン・第77回びわ湖毎日マラソン統合大会2位
014 浦野 雄平 富士通 2:07’52” 第10回大阪マラソン・第77回びわ湖毎日マラソン統合大会3位
015 丸山 文裕 旭化成 2:07’55” 第10回大阪マラソン・第77回びわ湖毎日マラソン統合大会4位
016 岡本 直己 中国電力 2:07’55” 第10回大阪マラソン・第77回びわ湖毎日マラソン統合大会5位
017 今井 正人 トヨタ自動車九州 2:08’12” 第10回大阪マラソン・第77回びわ湖毎日マラソン統合大会6位
018 川内 優輝 あいおいニッセイ同和損保 2:08’49” 第10回大阪マラソン・第77回びわ湖毎日マラソン統合大会9位
019 鈴木健吾 富士通 2時間05分28秒 2022東京マラソン第4位
020 其田健也 JR東日本 2時間07分23秒 2022東京マラソン第7位
021 湯沢舜 SGホールディングス 2時間07分31秒 2022東京マラソン第8位
022 聞谷賢人 トヨタ紡織 2時間07分55秒 2022東京マラソン第9位
023 土方英和 ホンダ 2時間08分02秒 2022東京マラソン第11位
024 佐藤悠基 SGホールディングス 2時間08分17秒 2022東京マラソン第13位
025 定方俊樹 三菱重工 2時間08分33秒 2022東京マラソン第18位
21年福岡2時間10分31
026 田口雅也 ホンダ 2時間09分27秒 2022東京マラソン第25位
21年福岡2時間09分35秒
027
028
029
030
031

 

 

女子MGC出場権獲得選手/ファイナリストまとめ【随時更新】

※情報は2月27日現在

第10回大阪マラソン・第77回びわ湖毎日マラソン統合大会でのMGCファイナリストは、出ませんでした。

No. 名前 所属 登録陸協 自己ベスト 出場権を獲得した大会と記録
001 松田瑞生 ダイハツ 大阪 2:20:52  第41回大阪国際女子マラソン
日本人1位(2時間20分52秒)
002 上杉真穂 スターツ 千葉 2:22:29 第41回大阪国際女子マラソン
日本人2位(2時間22分29秒)
003 松下菜摘 天満屋 岡山 2:23:05 第41回大阪国際女子マラソン
日本人3位 (2時間23分05秒)
004 谷本観月 天満屋 岡山 2:23:11 第41回大阪国際女子マラソン
日本人4位   (2時間23分11秒)
005 阿部有香里 しまむら 埼玉 2:24:02 第41回大阪国際女子マラソン
日本人
006 佐藤早也伽 積水化学 千葉 2:23:27 第41回大阪国際女子マラソン
日本人
007 一山麻緒 ワコール 2時間21分02秒 2022東京マラソン第6位
008 新谷仁美 積水化学 2時間21分17秒 2022東京マラソン第7位
009 森田香織 パナソニック 2時間27分38秒 2022東京マラソン第10位
010
011
012
013

 

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JMC(ジャパン・マラソンチャンピオンシップ)の賞金はいくら?

ジャパン・マラソンチャンピオンシップ/JMCシリーズの賞金総額は、2,000万円。シリーズチャンピオンとなる日本選手権には男女各600万円、2位300万円、3位100万円。賞金総額は2,000万円となります。

ジャパン・マラソンチャンピオンシップ/JMCは、2020年12月~2021年10月の第0期と2021年11月~2022年3月開催の第1期のシリーズ1チャンピオンが第105回日本選手権の代表となります。

2022年4月~2023年3月の第1期と第2期、シリーズ2。シリーズ2のチャンピオンは、第106回日本選手権代表。

2023年4月~2024年3月の第2期+第3期、シリーズ3のチャンピオンは、2024パリオリンピック代表選考も兼ねることに。

2024年4月~2025年3月に行われる第3期+第4期、シリーズ4のチャンピオンは、第108回日本選手権代表選考も兼ねることになります。

 

まとめ

『MGC(マラソン)2022とは?出場条件と男子女子出場選手2022|JMC賞金はいくら?【随時更新】』としてまとめてきました。

2020東京オリンピック選考を兼ねたマラソングランドチャンピオンシップ。一つ一つの大会で上位の成績を治めることで、MGCへの出場権を獲得し、頂上決戦のMGCでオリンピック代表が決まる。

そのシステムは、とても分かりやすく興味深いものでした。そんなMGCのシステムも継続しつつ、JMC(ジャパン・マラソンチャンピオンシップ)のシステムも生まれたのだと思います。

ですが正直、分かりにくいです。

最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。

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