2020年10月第97回箱根マラソンの予選会が行われました。その大会で、1月の箱根駅伝で惜しくもシード権を逃した順天堂大学が出場権を獲得しました。
そんな順天堂大学で活躍する選手の中に三浦龍司選手がいます。なんと三浦龍司選手は、1年生。入学して約半年の三浦龍司選手が、ハーフマラソンの日本記録を塗り替える1時間1分41秒という記録を打ち立てました。
三浦龍司選手って、どんな選手なのか気になります。陸上を始めたきっかけなどを見ていきましょう。
【小学校】陸上を始めたきっかけとは？
2020年現在順天堂大学に在籍する三浦龍司選手が陸上競技を始めたのは、小学生のころ。生まれ育った島根県浜田市にある『浜田ジュニア陸上教室／浜田JAS』に入会たのが始まりだそうです。
『浜田ジュニア陸上教室／浜田JAS』は、島根県浜田市にあり小学3年生から6年生、中学生までの子供達が年間20回ほどの練習を行っているそう。
浜田市陸上競技競技会や浜田市教育委員会が後援しているとういう、子供を持つ親からしたら、信頼出来る陸上教室ですね！
「でも年間20回ほどの練習って少ないんじゃない…？」と感じてしまいますが、希望者は、毎週月曜日、木曜日、土曜日にも練習ができるとか。
きっと熱心で成績優秀な三浦龍司選手は、週3回のトレーニングも欠かさずしていたのでしょうね。
【中学】浜田東中学での陸上成績まとめ
小学校卒業後、三浦龍司選手は、島根県浜田市立浜田東中学校に入学します。浜田東中学校は、島根県浜田市の下府川のそばに位置し、緑豊かな場所に位置しています。
三浦龍司選手が所属していた陸上競技部の他、野球部、バレーボール部、バスケットボール部にソフトテニス部があり、吹奏楽部や美術部もあるようです。
公立中学校の部活動が少なくなる中、こんなに部活動を行っているなんて、羨ましい限りです。
中学生の時の三浦龍司選手の成績はというと…。
2016年8月 第43回全日本中学校陸上競技選手権大会に出場しています。写真は、島根県浜田市の市長を表敬訪問した際のもの。
中学生らしくよく焼けていて健康的ですね。
この時の全日本中学校陸上競技選手権大会では、3000mに出場し、1組で8位。タイムは9分00秒32。惜しくも予選通過は出来ませんでした。
2015年に行われたジュニアオリンピックでは、3000m予選3組で4分18秒91、第11位。
2016年第21回全国都道府県対抗男子駅伝では、第6区（3.0㎞ 9分06秒）を走りました。第6区での三浦龍司選手の順位は、20位。
ですが島根県チームは、47都道府県中46位となりました。
【高校】洛南高校での陸上成績とは？
島根県浜田東中学校を卒業した三浦龍司選手は、京都府の私立洛南高校に進学します。恐怖との洛南高校と言えば、陸上競技で優秀な選手を輩出している名門ですね。
【高校2年生】世界新記録まであと0.2秒
洛南高校に入学した三浦龍司選手は、高校2年生の2月第3回アジアユース大会に出場しています。この時の三浦龍司選手の悲願は、日本新記録を出すことだったのかもしれません。
2018年当時の2000m障害の日本新記録は、福島県原町高校の菊池敦郎選手が保持している（5分42秒13）。世界ユース選手権で記録したものでした。
結果はというと、三浦龍司選手の2000m障害の記録は、大会新記録5分42秒35。もちろん優勝。ですがなんと、0.2秒差で日本記録を逃してしまいました。
【高校3年生】インターハイ3000m障害で第2位！
2019年高校3年生のインターハイで男子3000m障害に出場し第2位、そして男子1500mにも出場し第6位という成績を収めています。
洛南高校陸上競技部は、2019年の全国高等学校総合体育大会（インターハイ）にて2年ぶり8度目の優勝となりました。
【大学】順天堂大学陸上競技部に入部
島根県から京都の洛南高校へ進学した三浦龍司選手。高校卒業後の進路は、東京の順天堂大学に進学します。
三浦龍司選手が入学したのは、コロナ渦で自粛生活が余儀なくされていた頃の2020年春。順天堂大学陸上競技部は、啓明寮という寮が千葉県にあります。
三浦龍司選手もこの寮で寮生活をしているのでしょう。
【進路】
まとめ
『三浦龍司（順天堂大）が日本記録を出すまでの道のりとは？中学高校での陸上成績や進路は？』としたまとめてきました。
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。
