純粋無垢な顔立ちのカミラ・ワリエワ選手。ロシアに生まれたことを幸運と思うか、不運と思うのか。ロシアは今回のオリンピックもROCとしての出場を余儀なくされています。
ROCと呼ばれる理由には、ロシアのドーピングに関する疑惑があります。4年前、2018年、アリーナ・ザギトワやエフゲニア・メドベージェワが金、銀メダルを獲得したオリンピック。
その時のアリーナ・ザギトワの年齢は、ドーピング疑惑があったとしても実名を報道されない15歳。そして、エフゲニア・メドベージェワは、18歳。
憶測で語るのはよくないです…。このページでは、カミラワリエワ選手についてまとめます。
カミラ・ワリエワ2021/2022ショート曲
In Memoriam
作曲:Kirill Richter
カミラ・ワリエワ2021/2022ショート衣装




カミラ・ワリエワ2021/2022フリー曲名
ボレロ
作曲:モーリス・ラヴェル
カミラ・ワリエワ2021/2022フリー曲名/衣装





カミラ・ワリエワの年齢は?年齢制限にはあたらない?
カミラ・ワリエワ選手は、2021年4月に15歳になりました。北京オリンピックフィギュアスケートの出場するための年齢制限では、2021年の7月1日時点で15歳以上であることと決められています。
カミラ・ワリエワ選手は、2021年7月15日より2カ月ほど前に15歳になったため、出場するための年齢を満たしていることになります。
カミラ・ワリエワのドーピング疑惑は本当?
2022年北京オリンピック団体で金メダルを獲得したロシア。そのロシアのメダル授与式が延期されました。延期された理由がロシア選手のドーピング疑惑。
ドーピング疑惑を持たれているのが、若干15歳のカミラ・ワリエワ選手。心臓の機能を補うトリメタジジンという薬物の成分が検出されたというのです。
心臓に疾患のある人のために心臓の機能を増強するために服用されるというトリメタジジン。カミラ・ワリエワ選手に心臓の疾患があるというのは初耳です。
正常な人がトリメタジジンを服用すると、疲労からくる心臓の活動を補うことができるとか。確かに、フィギュアスケート団体では、女子選手のショートプログラムもフリースケーティングも一人でこなしてしまったカミラ・ワリエワ選手。
15歳と若いとはいえ、その疲労度はかなりのものかもしれません。そんななか、疲労回復として体内に入れてしまった薬があったのでしょうか。
心臓に疾患のない普通の人が体内に摂取することはないというトリメタジジン。なぜカミラ・ワリエワ選手の体から検出されたのか。
2022年2月10日21時現在、確実なことはわかりません。薬物の接種によって生まれた、カミラ・ワリエワ選手のフィギュア団体の演技ではなく、カミラ・ワリエワ選手の実力の賜物だと信じたいものです。
まとめ
『カミラ・ワリエワ2021/2022ショート&フリー曲名/衣装|ドーピング疑惑は本当?』としてまとめてきました。
若干15歳のカミラワリエワ選手。シニアデビュー最初のシーズンでの冬季オリンピック出場です。オリンピックのドーピングに関する規定では、16歳未満の選手に関しては、ドーピングの具体的な情報は開示されないとか。
だからこそロシアは使うのか。そういえば、4年前の2018年平昌オリンピックの時、演技後半に数多くのジャンプを入れる構成にしてきたアリーナ・ザギトワ選手。疲れ知らずのその演技により、アリーナ・ザギトワは、金メダルを獲得しました。
疲れを感じない魔法があるとしたら、演技後半でのジャンプのオンパレードも可能なのかもしれません。最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。