坂本花織2019/2020ショート&フリー新プログラムの曲は？トリプルアクセルの精度は？

2018年の行われた平昌オリンピックに出場した坂本花織選手。2019/2020シーズンには、トリプルアクセルにも挑戦するなど、進化を続けています。

坂本花織選手をネットで検索すると、『かわいい』という言葉が出てくる一方、『ぶさ』なんて言葉も出てきます。愛嬌があってとってもかわいいと思うのですが。

2019/2020シーズンの坂本花織選手に注目します。

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坂本花織2019/2020ショート&フリー新プログラムの曲・購入方法は？

2019/2020シーズンの坂本花織選手のショート、フリーの新プログラムの曲は、どちらも坂本花織選手らしい曲だと感じました。

妖精のような華奢なかわいい感じというよりも、強い女性と言った感じかと。どんな曲なのか見ていきましょう。

SPショートプログラム『No Roots』Alice Merton｜振り付けはシェイリン・ボーン

坂本花織選手の2019/2020シーズンのショートプログラムの曲は、ドイツ生まれのアーティスト、アリス・マートンの『No Roots』という曲。

日本ではあまり馴染みのないアーティストかもしれませんが、ヨーロッパでは2017年頃から話題になっていました。

『No Roots』という曲は、アリス・マートン自身のおいたちから作られた曲のようです。アリス・マートン自身は、父親の仕事の影響で、カナダ、ドイツ、イギリス、アメリカなどの国々で暮らしてきたそう。

4か国を11回も引越ししながら暮らしてきただけに、自分のルーツ（故郷）と呼べる場所がないという思いを歌っているそうです。

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坂本花織選手の2019/2020シーズンの坂本花織選手のショートプログラムの振り付けは、シェイリン・ボーンです。

シェイリン・ボーンさんは、羽生結弦選手の『SEIMEI』の振り付けをされたカナダ人の女性振付師。坂本花織選手自身もインタビューの中で、このようにおっしゃっています。

「初めての女性の方なのでどんな風になるか楽しみ」

出典：デイリー

坂本花織選手はこれまで、日本人コーチを除けば、海外の男性振付師が振り付けを行ってきました。そんな中、2019/2020シーズンは、初めての女性振付師ということで、坂本選手自身も期待が膨らむのですね。

FSフリースケーティング『マトリックス』より

2019/2020シーズンの坂本花織選手のフリープログラムは、映画『マトリックス』からの曲。振り付けは、ブノワ・リショー。

坂本花織選手がブノワ・リショーに振り付けをしてもらうのは、3年目。平昌オリンピックのあった2017/2018シーズンの『アメリ』から。

2018/2019シーズンの『ピアノ・レッスン』も、ブノワ・リショーが振り付けをされていました。アメリの振り付けを練習しているときには、全身が筋肉痛になるほどだったとか。

ブノワ・リショーさんは、元アイスダンス選手で、上半身を活かした独創的な振り付けや難しいステップをうみだします。ブノワ・リショーさんの期待に応えられそうな選手には、さらに高難度の振り付けをするのだそう。

ブノワ・リショーさんの振り付け3年目となる今シーズンは、全身筋肉痛になることはなくなったそう。でも体の本来のバランス軸から上半身をずらすという振り付けがあるので、腹筋や背筋がすごく必要となるそう。

坂本花織選手自身は、インタビューでこのようにおっしゃっています。

昨季の全日本女王、坂本花織（19＝シスメックス）が、新フリー曲が映画「マトリックス」であることを明かした。テーマは「女スパイ的な感じ」と語り、「映画のかっこよさを見せたい」と目を輝かせた。

振り付けは、ブノワ・リショー氏。上半身も下半身も動きが多い内容で、「ジャンプを入れて滑りきるのがきついです。息より先に腕がしんどくなる」と、苦笑い。複雑な動きをマスターし、アクション映画さながらの動きで観客を魅了していく。

出典：スポニチ

2017/2018シーズンに樋口新葉選手が、映画『007　スカイフォール』からの曲を使用されていました。

樋口新葉選手も女スパイ的なイメージで、かっこいい演技でしたが、坂本花織選手も、かっこいい感じになるのでしょうね。

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トリプルアクセルの精度は？目標は、伊藤みどりさん！

坂本花織選手は、これまでにもトリプルアクセルの習得に挑戦してきているそう。ですが、2015/2016シーズンに右足を疲労骨折してからは、トリプルアクセルの練習はしてきていないようです。

とはいえ、2019/2020シーズンは、ロシアの4回転ジャンプを跳ぶ選手たちがシニアデビューをします。ジャンプの難易度がさらに求められるシーズンとなる予感がします。

トリプルアクセルが武器の紀平梨花選手でさえ4回転ジャンプを試合に組み込む予定のようですし、ジャンプが順位を分けてくる可能性も大いにあり得るでしょう。

坂本花織選手自身も、高難度のトリプルアクセルを跳ばざるを得ない、という所なのかもしれません。ですが、2019年7月中旬に行われたシニア強化合宿では、まだまだ精度が高いとは言えない状態だったようです。

坂本花織選手自身も、試合構成に組み込んでくるかどうかも微妙といった感じ。坂本花織選手がトリプルアクセルの目標としているのが、世界で女子選手として初めてトリプルアクセルを跳んだ伊藤みどりさんだそう。

伊藤みどりさんのスケーティングはとにかくスピードがあって、ジャンプの高さが高いのが特徴だったような気がします。坂本花織選手とどことなくタイプが似ているような気がしますね。

動画で伊藤みどりさんのトリプルアクセルを見ながら、イメージを作っているようです。

げんさんサマーカップ2019の結果｜第2位

滋賀県立アイスアリーナで行われたげんさんサマーカップ2019。坂本花織選手のショートプログラムはジャンプのミスもあり、第6位で発進しました。

ですが、2019／2020シーズンの新プログラム『マトリックス』からの曲のフリーでは、ほぼノーミスの演技。128.91を出しトータルで第2位となりました。

2019/2020シーズンからの女スパイをイメージしたマトリックス。

げんさんカップで着用した黒い長袖の衣装が暑かったようです。

#坂本花織選手は合計187.53点で2位。マトリックスを意識したレザー風の長袖の衣装が思いの外、暑かったようです。「氷の上なのに熱中症になるかと思った。衣装は変わります。これは仮です。あっつぅ～」。新しいものも長袖のようですが、通気性が良い素材にするようです。#げんさんサマーカップ pic.twitter.com/hexJ32eEkN

— スポニチ記者ツイート　スポーツ (@sponichisports) August 12, 2019