ロシアの『サンボ70』ってご存知でしょうか。『サンボ70』と聞いて、ピンとくる方は、フィギュアスケートに詳しい方でしょう。
ロシアの『サンボ70』とは、ロシアのトップアスリートを養成する学校の名前。フィギュアスケートに限らず、柔道・陸上競技・ボウリング・スイミング・空手・テコンドーなどの競技のトップアスリートの為の養成学校です。
そんなアスリート養成学校『サンボ70』の所属選手やコーチ、そしてかわいいマサルの様子を見ていきましょう。
サンボ70(フィギュアスケート)コーチは誰?
ロシアの『サンボ70』でフィギュアスケートのコーチをしているのは、エテリ・トゥトベリーゼさん。他にも、セルゲイ・デュダコフさんもコーチをしています。
他にも、振り付けも行いながらコーチも兼任しているのが、ダニイル・グレイヘンガウスさん。
エテリ・トゥトベリーゼ

エテリ・トゥトベリーゼコーチは、1974年2月生まれ。シングルの選手でしたが、アイスダンスへと転向しました。
18歳の時にはアメリカに移り住み、『Ice Capades(アイスカプディーズ)』というアイススケート公演を行う劇団に所属していました。3年ほど各地を旅しながら、アイスショーをしていたようです。
その後、アメリカでコーチをするようになったそう。アメリカで教えた後、ロシア・モスクワの『SDUSSHOR 37』でセルゲイ・デュダコフと一緒にコーチをするようになったそうです。
2013年に『SDUSSHOR 37』と『サンボ70』が合併して、『サンボ70 フルスタリヌイ(クリスタル)』となったそう。
結婚はしていないのですが、2003年に娘・ダイアナさんをご出産されています。
セルゲイ・デュダコフ

1970年1月生まれ。1989年1990年には、シングル選手としてゴールデンスピンで金メダルを獲得しています。
コーチに転向したのは、2003年。2012年から『SDUSSHOR 37』でエテリ・トゥトベリーゼコーチとともに指導にあたっている。『SDUSSHOR 37』は、2013年に『サンボ70』と統合。
ダニイル・グレイヘンガウス

イケメンコーチとして、話題になることの多いダニイル・グレイヘンガウスコーチ。1991年6月生まれ 27歳。
アイスダンスの選手やシングルの選手を経験した後、『サンボ70』で振付師やコーチとして活躍しています。
サンボ70(フィギュアスケート)の所属選手は?
ロシアにあるトップアスリート養成学校『サンボ70』。フィギュアスケート選手として所属している主な選手は、下記のような選手です。
現在の所属選手
- モリス・クヴィテラシヴィリ
- アレクセイ・エロホフ
- ニカ・エガーゼ
- アリーナ・ザギトワ
- アレクサンドラ・トゥルソワ
- アンナ・シェルバコワ
- アリョーナ・コストルナヤ
- アナスタシア・タラカノワ
- ダリア・パネンコワ
- エリザヴェート・トゥルシンバエワ(2018年~)
エリザヴェート・トゥルシンバエワ選手は、カナダのブライアン・オーサーコーチのクリケットクラブから2018年戻り、サンボ70で練習することになりました。
元所属選手
- エフゲニア・メドベージェワ(~2018年)
- ポリーナ・ツルスカヤ
- ポリーナ・シェレペン
- ユリア・リプニツカヤ
- セラフィマ・サハノヴィッチ
- イリヤ・スキルダ
- アディアン・ピトキーエフ
- セルゲイ・ボロノフ
平昌オリンピックで銀メダルを獲得したエフゲニア・メドベージェワの移籍は記憶に新しいところだと思います。エフゲニア・メドベージェワ選手は、2018年からカナダのクリケットクラブへと練習拠点を移しています。
クリケットクラブ所属選手(メンバー)やコーチは誰で費用はいくら?-カナダトロント
サンボ70で暮らしている『マサル(柴犬・メス)』の様子は?
2018年2月の平昌オリンピックの滞在先の新潟で、アリーナ・ザギトワ選手が柴犬を見てから、飼いたい、いうことになり、それならば、と柴犬の保存会の方から贈られた、柴犬のメス『マサル』ちゃん。
ロシアでは、安倍首相夫妻が贈呈をするなど、国を通してのプレゼントとなった感さえあります。そんな『マサル』ちゃんは、アリーナ・ザギトワ選手の自宅で飼うのではなく、所属する『サンボ70』で暮らすことになるそうです。
『サンボ70』には、常に子供たちや大人たちがいるでしょうから、寂しい思いをすることもないかもしれないですね。

『サンボ70』の人気者のようです。



マサルちゃん!



まとめ
『サンボ70(フィギュアスケート)コーチや所属選手は誰?マサルの様子は?』としてまとめてきました。アスリートにとっては、どのコーチに師事するかでその後の成績にも影響してくるのでしょう。
2018年は、ロシアのサンボ70を離れたエフゲニア・メドベージェワ選手や、逆にカナダのクリケットクラブを離れて、古巣のサンボ70へと練習拠点を移した、エリザヴェート・トゥルシンバエワ選手。
2022年北京オリンピックへの戦いは既に始まっているようです。この4年間をどう過ごしたかで、メダルに手が届くのか、届かないのか、決まりそうですね。
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。