大相撲の審判は何人?貴乃花以外の親方の名前を紹介!審判部の仕事も解説!

大相撲、貴乃花親方が『年寄』へと階級が降格となってしましました。そして、貴乃花親方は審判部と言うところに所属して、来場所からはお仕事をされていくそうです。

貴乃花親方が所属することになった『審判部』ってどんなお仕事をするところなのでしょうか。審判は何人で行うものなんでしょう。審判部のお仕事や貴乃花親方が一緒にお仕事することになる審判部の方々には、どなたがいらっしゃるのか見ていきましょう。

スポンサーリンク

 

大相撲の審判は何人?テレビに映るのは、どっち側?

大相撲の審判員は何人いるのでしょうか。大相撲の審判員は、5人1組でグループ分けされているそうです。その1組ずつが各取り組みをローテーションしながら、審判していくそう。

まず正面である『北』には、審判員の責任者となる方が1人座るそうです。そして、向こう正面である『南』には、行司の他に審判員が2人。そして『東』には、控えの力士と審判が1人、『西』には、控えの力士と審判員が1人座るそうです。

北(正面)…審判員の責任者 審判員1人
南(向こう正面)…行司溜 審判員2人
東…控え力士2人 審判員1人
西…審判員1人

テレビで見る時には、正面からお相撲さんを移されるので、テレビによく映る審判員は、向こう正面にいらっしゃる2人の審判員ということになりますね。

大相撲の取り組みは、一日に約160番もあるそうです。なので、5人の1グループがローテーションを組みながら、場所中の取り組みを審判していくことになるそうです。

大相撲の取り組みは、朝8時半ごろから行われています。テレビ放送されるのは、午後からなので、午前の審判である場合には、テレビには映りませんね。ですがローテーションなので、いつかは貴乃花親方が審判員として取り組みを審判する場面を見ることが出来そうです。

 

審判部・貴乃花親方以外の親方の名前を一覧で紹介!

審判部に移動となった貴乃花親方。5人1組のグループでローテーションをしながら、一日170組以上も行われる取り組みを審判していくそうです。

次の平成30年5月13日(日)に初日を迎える五月場所(国技館)での場所からは、審判員として活躍する貴乃花親方を見ることが出来そうです。そんな審判員には24人の方々がいらっしゃるようです。役職順にお名前を見ていきましょう。

理 事
(1)阿武松 広生 関脇 益荒雄 審判部長(ドーピング防止委員長)
新弟子検査担当
副理事
(2)藤島 武人 大関 武双山 事業部副部長審判部副部長(ドーピング防止副委員長)
博物館運営委員新弟子検査担当[協会本部]
役員待遇委員
(3) 錦戸 眞幸 関脇 水戸泉 審判部副部長(ドーピング防止副委員長)
新弟子検査担当
(4)高田川 勝巳 関脇 安芸乃島 審判部副部長(ドーピング防止副委員長)
新弟子検査担当
委 員
(5)中川 憲治 前頭十四枚目 旭里 審判部・指導普及部
(6)湊 孝行 前頭二枚目 湊富士 審判部・指導普及部
(7)玉ノ井 太祐 大関 栃東 審判部・指導普及部
(8)大鳴戸 武春 大関 出島 審判部・指導普及部
(9)九重 龍二 大関 千代大海 審判部・指導普及部
(10)片男波 良二 関脇 玉春日 審判部・指導普及部
(11)浅香山 博之 大関 魁皇 審判部・指導普及部
(12)時津風 正博 前頭三枚目 時津海 審判部・指導普及部
(13)東関 大五郎 前頭十枚目 潮丸 審判部・指導普及部
(14)立川 敏生 関脇 土佐ノ海 審判部・指導普及部
(15)田子ノ浦 伸一 前頭八枚目 隆の鶴 審判部・指導普及部
(16)浦風 冨道 前頭筆頭 敷島 審判部・指導普及部
(17)竹縄 泰一 関脇 栃乃洋 審判部・指導普及部・社会貢献部
(18)二子山 雅高 大関 雅山 審判部・指導普及部
(19)振分 精彦 小結 高見盛 審判部・指導普及部・社会貢献部
(20)放駒 新 関脇 玉乃島 審判部・指導普及部・社会貢献部
(21)千田川 順 小結 闘牙 巡業部・指導普及部 審判部
主 任
(22)友綱 勝 関脇 旭天鵬 審判部・指導普及部
(23)西岩 忍 関脇 若の里 審判部・指導普及部
年 寄
(24)貴乃花 光司 第65代横綱 貴乃花 審判部・指導普及部

貴乃花親方は、一番下の階級の年寄となってしまいました。名簿の中でも一番下になってしまいます。一番下ではありますが、現役時代の最高位はずば抜けています。絶対このままでは終わらず、数十年後には、理事長になるべき人だと思います。

 

審判部のローテーションはどう決まる?

大相撲審判部は4班に分かれて、170組を超える取り組みを審判していくそうです。前相撲は、朝8時半から行われています。

下記の1~4は、4班でローテーション。そして、5~7は、毎日、阿武松審判部長と藤島副部長、錦戸親方(奇数日)、高田川親方(偶数日)が審判されるそうです。

  1. 前相撲~序二段(60枚目台)
  2. 序二段目(60枚目台)~三段目(90枚目台) + 幕下上位五番~中入
  3. 三段目(90枚目台)~三段目20番台 + 幕前半
  4. 三代目(20番台)~十両土俵入り前 + 幕後半
  5. 幕下上位五番~中入
  6. 幕前半
  7. 幕後半

 

では具体的に、2018年5月17日 『大相撲夏場所五日目』の取り組みについて見ていきましょう。

審  判
前相撲~序二段 湊(湊富士) 浦風(敷島) 放駒(玉ノ島) 玉ノ井(栃東) 振分(高見盛)
序二段目~三段目 大鳴戸(出島) 片男波(玉春日) 時津風(時津海) 千田川(闘牙) 貴乃花(貴乃花)
三段目 九重(千代大海) 立川(土佐ノ海) 田子ノ浦(隆の鶴) 二子山(雅山) 友綱(旭天鵬)
三段目~十両土俵入り前 東関(潮丸) 浅香山(魁皇) 竹縄(栃乃洋) 中川(旭里) 西岩(若の里)
十枚目土俵入り
幕下上位五番 藤島(武双山) 大鳴戸(出島) 片男波(玉春日) 時津風(時津海) 貴乃花(貴乃花)
幕前半 阿武松(益荒雄) 九重(千代大海) 立川(土佐ノ海) 田子ノ浦(隆の鶴) 友綱(旭天鵬)
幕後半 錦戸(水戸泉) 東関(潮丸) 浅香山(魁皇) 竹縄(栃乃洋) 西岩(若の里)

審判部を4つの班に分け、十枚目が土俵入りしてからは、阿武松審判部長と藤島副部長、錦戸親方(奇数日)、高田川親方(偶数日)がローテーションに加わり、各班から一人減った状態で審判をするようです。

2018年5月17日は、貴乃花親方は午前10時ごろに登場されました。北・正面の席につかれていました。早い時間に登場されたのですが、場内からは歓声も聞かれました。やはり『貴乃花親方は人気がある』ということですね。

貴乃花

動画画面で言うと背中が常に映るという場所ですね。貴乃花親方は5月17日、十枚目土俵入りしてからも審判として登場されますね。

 

平成30年3月場所(大阪場所)での審判員のグループ分けを紹介!

平成30年大阪で行われた3月場所初日の審判員のグループ分けは、このようになっていました。

 審判員の名前  階級と取組数
8:35頃  序の口 ・序二段・三段目・幕下
入間川親方/栃司
九重親方/大関 千代大海
立川親方/関脇 土佐ノ海
時津風親方/前頭三枚目 時津海
田子ノ浦親方/前頭八枚目 隆の鶴
序の口・序二段・

34番

湊親方/前頭二枚目 湊富士
大鳴戸親方/大関 出島
東関親方/前頭十枚目 潮丸
千賀の浦親方/隆三杉
放駒親方/関脇 玉乃島
序二段・三段目

33番

高田川親方/関脇 安芸乃島
浅香山親方/大関 魁皇
技川親方/蒼樹山
竹縄親方/関脇 栃乃洋
千田川親方/小結 闘牙
三段目

33番

陣幕親方/富士乃真
片男波親方/関脇 玉春日
浦風親方/前頭筆頭 敷島
式秀親方/北桜
中川親方 /前頭十四枚目 旭里
三段目・幕下

33番

14:15頃 十両/十枚目土俵入り
藤島親方/大関 武双山
大鳴戸親方/大関 出島
東関親方/前頭十枚目 潮丸
千賀の浦親方/隆三杉
放駒親方/関脇 玉乃島
19番
16:00頃中入り 幕内土俵入り 横綱土俵入り
境川親方/両国
浅香山親方/大関 魁皇
技川親方/蒼樹山
竹縄親方/関脇 栃乃洋
千田川親方 /小結 闘牙
10番
山科親方/大錦
片男波親方/関脇 玉春日
浦風親方/前頭筆頭 敷島
式秀親方/北桜
中川親方 /前頭十四枚目 旭里
10番

大阪場所では、170番を超える取り組みが行われていたそうです。その取り組みを25人の審判員で審判をするのですね。神経も使いそうですし、責任も重大なお仕事ですね。

上の表の青い色の名前の方は、初日で2回目の審判員をされた方です。朝の取り組みで審判をして、夕方にも審判をするということもあるようです。

 

 

 

最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。

スポンサーリンク



2 件のコメント

  • 記事内容に補足をさせてください。
    審判部に所属する審判委員は4班に分かれて以下のいずれかの時間帯を担当します。
    毎日ローテーションで担当時間帯が代わります。

    1. 前相撲~序二段60枚目台
    2. 序二段目60枚目台~三段目90枚目台 + 幕下上位五番~中入
    3. 三段目90枚目台~三段目20枚目台 + 幕前半
    4. 三段目20枚目台~十両土俵入り前 + 幕後半

    なお審判部部長と副部長のローテーションはこれとは別で、
    交代で以下の時間帯の審判長をつとめられます。班内で一回目の審判長を
    つとめた方との交代となります。
    (毎日出てこられるのは阿武松審判部長と藤島副部長。
     錦戸親方は奇数日、高田川親方は偶数日に出てこられるそうです)

    1) 幕下上位五番~中入
    2) 幕前半
    3) 幕後半

    • コメントありがとうございます。
      審判部のローテーションについて、記事を補足させていただきました。情報ありがとうございます、助かります。
      訂正があれば、またコメントいただけますと幸いです。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください