羽生結弦選手が韓国入りしたそうです。厳戒態勢の空港にたくさんの黒い警察官に囲まれていながらも、羽生結弦選手の穏やかな表情が印象的でした。
2017年11月に怪我をして以来、怪我の状況がとても心配されてきました。姿を見ることができずにいたファンにとっても、元気な羽生結弦選手の姿を画面を通して見られたことは、とても嬉しかったのではないでしょうか。
そして、インタビューの中でも、落ち着いた受け答えをしているのも羽生結弦選手らしくて好印象でした。きっと、平昌オリンピックのアリーナで、歴史的瞬間を見ることが出来ると思います。
歴史的瞬間、それは、男子シングル史上2人目のオリンピック金メダル獲得。ロシアのエフゲニー・プルシェンコは、オリンピックで2つの金メダルと2つの銀メダルを獲得しました。ですが、2大会連続獲得ではありません。
オリンピック2大会連続金メダル獲得をかつて成し遂げたのが、ディックバトンさん。ディックバトンさんと羽生結弦選手について見ていきましょう。
ディックバトンと羽生結弦を比較!2人の共通点とは?
ディックバトンさんは、現在88歳。羽生結弦選手の憧れのスケーターでもあるようです。そんなディック・バトンさんと羽生結弦選手には、共通点も多くあります。
ディックバトン | 羽生結弦 | |
オリンピックで最初にメダル獲得した時の年齢は? | 18歳202日 史上最年少金メダリスト |
19歳65日 |
最初に金メダルを取ったオリンピックの年と開催国は? | 1948年 サンモリッツ |
2014年 ソチ |
オリンピックで2回目に金メダル獲得した時の年齢は? | 22歳 | 23歳 |
2回目に金メダルを取ったオリンピックの年と開催国は? | 1952年 オスロ |
2018年 ピョンチャン |
引退の年と年齢は? | 1952年 | ― |
出身地 | アメリカ | 日本 |
現在の年齢 | 88歳 | 23歳 |
もちろん、羽生結弦選手の2個目の金メダルは、これから達成されるであろう予想、希望的観測として表記させていただいています。 近い将来(仮)の文字を消せることを願っています。
追記:羽生結弦選手、オリンピック2連覇なしとげました。すごいです!
ディックバトンのサンモリッツオリンピックでの演技は?映像で検証!
ディック・バトンさんは、1929円7月生まれ。現在88歳です。アメリカニュージャージー州出身で、現在は解説者などをされているそうです。
ディックバトンさんが、フィギュアスケート男子シングルで初めての金メダルを獲得したのは、1948年カナダのサンモリッツオリンピック。その時のディックバトンさんの年齢は、18歳202日。フィギュアスケート史上最年少の金メダリストとなったそうです。その時の映像です。
[arve url=”https://youtu.be/4WhLzAcJ92Y” autoplay=”no” /]今では、室内スケートリンクでの演技が当たり前となっていますが、屋外リンクでの演技です。何となく懐かしい気がします。
それから4年後、ノルウェーのオスロで行われたオスロオリンピック。2個目の金メダルを獲得します。ゆったりとした演技が印象的です。
羽生結弦のソチオリンピックでのスコアは?
羽生結弦選手が金メダルを獲得したのは、2014年2月ソチオリンピックでのこと。羽生結弦選は、当時19歳65日。
羽生結弦選手のソチオリンピックでのスコアは、ショートプログラム 101.45、フリースケーティング 178.64。
羽生結弦選手のフリーの現在の自己ベストスコアは、223.20。自己ベストからは程遠いスコアながら、ソチオリンピック第1位、金メダルを獲得します。
金メダル獲得が決まった瞬間の羽生結弦選手の『僕が一番?』という言葉が印象的でした。
[arve url=”https://youtu.be/hUskvEAITdE” autoplay=”no” /]
ディックバトンから羽生結弦への共通点とメッセージとは?
66年前の1948年に男子フィギュアスケートで2個目の金メダルを獲得したディック・バトンさん。そして、2018年平昌オリンピックでの2個目の金メダル獲得が期待される羽生結弦選手。
ディック・バトンさんと羽生結弦選手が初めて金メダルを獲得したのは、18歳202日。羽生結弦選手が金メダルを獲得したのは、19歳65日。10代で金メダルを獲得したという事の他にも二人の共通点は、新しい技に積極的にチャレンジしていくというところだとか。
ディック・バトンさんは、1948年サンモリッツオリンピックでは、ダブルアクセル(2回転半)を成功し、1952年オスロオリンピックでは、3回転ループに成功しているそうです。
羽生結弦選手は、2015/2016シーズンでショートプログラムの中に4回転ジャンプを2つ、フリーでは3つの4回転ジャンプを組み込みます。そのプログラム出した世界最高得点。
そんな羽生結弦選手に感化された海外の選手たちもジャンプを数多くプログラムの中に取り組みます。アメリカのネイサン・チェン選手は、6種類の4回転ジャンプを飛べるまでに成長しています。
ですが、羽生結弦選手のすごいところは、ジャンプだけではありません。その表現力は、会場だけでなく画面を通して見ている視聴者をも引き込んでしまう魅力があります。
そのたぐいまれな芸術性を磨いてきたのが、ハビエル・フェルナンデス選手。フィギュアスケートを見ているというより、一つの映画を見ているような気持ちになる、スペインの貴公子・ハビエル・フェルナンデス選手のスケーティングです。
そんな世界中のトップスケーター達に影響を与えてきた羽生結弦選手。66年ぶりの2大会連続の金メダル獲得の期待がかかります。66年前にサンモリッツオリンピックに次いで、オスロオリンピックで金メダルを獲得したディックバトンさんから、羽生結弦選手へ送られたメッセージがあるそうです。
そのメッセージとは、
「五輪を、リラックスして、楽しんで!」
という言葉だったそう。そのメッセージを羽生結弦選手はとても大切にしているとか。羽生結弦選手自身も、2連覇を成し遂げることを強く心に刻んでいるようです。
フィギュアスケート男子シングルが行われるのは、2018年2月16日(金)10:00から。
速報!平昌オリンピックフィギュア男子結果!羽生・宇野・ネイサンの順位は?
羽生結弦選手が登場するのは、最終グループだと思うので午後からだと思います。フリーの演技は、2月17日(土)10:00から。2018年2月17日土曜日は、歴史的瞬間が見られる日となるかもしれません。悲願がかなう瞬間、この目に焼き付けたいと思います。
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。