フィギュアスケート|ジャンプの飛び方から見分け方を解説!エッジorトウ/前or後向きでcheck!

フィギュアスケート、伊藤みどりさんがトリプルアクセルを跳んだ時から、フィギュアスケート面白い!と思ってみてきました。

ですが、実のところ、ジャンプの飛び方から種類を見分けるのって、難しいです。前向きに飛ぶアクセルジャンプはわかるにしても、後ろ向きに飛ぶジャンプって、見分け方が難しいと思います。

トウをついたとか、ついていなかったとかは、何となく分かったとしても、では、『それは何ジャンプ?』と聞かれたら、『う~ん…。』と答えられません。

2018/2019シーズンのフィギュアスケートは、2018年6月に2022年北京オリンピックへ向けて大幅なルール改正もあります。北京オリンピックでの演技は、平昌オリンピックでのジャンプ一辺倒のプログラムから、もっともっと一つ一つの技の質を重視される流れへと変わっていくかもしれません。

だからこそオフシーズンの今のうちに、フィギュアスケートのジャンプの見分け方、しっかりマスターしましょう。このページでは、4ステップでフィギュアスケートのジャンプの飛び方から、どのジャンプなのかの見分け方が習得できるように解説していきます。

何回も読んでいただければ、きっとジャンプの飛び方でどんな種類のジャンプなのかの見分け方が身につくようになるかもしれませんよ。

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フィギュアスケートのジャンプ飛び方を解説!

ステップ1. 前向きか後ろ向きに飛ぶかの違い

フィギュアスケートのジャンプの飛び方、まず一番簡単な違いは、『前向き』に跳ぶか『後ろ向き』に跳ぶかの違い。これはとっても簡単で、浅田真央さんが『せーのっ!』とトリプルアクセルを飛ぶときの飛び方って、何となく脳裏に浮かびませんか?

アクセルジャンプは前向きに飛ぶジャンプで、6種類あるジャンプの中でも一番歴史が古いと言われています。6種類のジャンプの中で前向きに飛ぶのは、アクセルジャンプだけです。

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見分け方は簡単なのですが、フィギュアスケートのジャンプの中では一番難しく高得点のジャンプとなっています。女子選手でも、3回転のトリプルアクセルを飛べる選手は、数えるほどしかいません。

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ステップ2. トウジャンプとエッジジャンプの飛び方

前向きに飛ぶアクセルジャンプが分かったところで、次は、5種類の後ろ向きに飛ぶジャンプの見分け方を見ていきましょう。

後ろ向きに飛ぶジャンプの中で、エッジ(スケート靴の刃)で飛び上がるジャンプと飛ぶときにトウ(スケート靴のつま先)を氷について飛び上がるジャンプ、があります。

  • エッジで飛び上がるジャンプ … サルコウジャンプ・ループジャンプ
  • トウをついて飛び上がるジャンプ … ルッツジャンプ・フリップジャンプ・トウループジャンプ

う~ん…。急に難しくなってきましたね(汗)。

実際の選手の動画をお借りして、動画で見ていきましょう。

とっても分かりやすいですね。ルッツジャンプとフリップジャンプ、トウループジャンプは、スケート靴の刃のトウ(つま先)のギザギザをついて飛び上がるので、氷が削れるような音がするほどですね。

スケート靴のつま先についているギザギザは、『トウピック』と呼ぶそう。『ピック(pick)』とは、『つつく、つく』という意味。『まさに氷をつく』ということですね。トウジャンプのうちトウループは、名前の中に『トウ』とも入っていますし、覚えやすいですね。

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そして、エッジで飛び上がるサルコウジャンプとループジャンプ。サルコウジャンプは、滑ってきた流れのまま飛び上がるので、動線がスムーズな感じがして分かりやすいですね。最初に登場した『アクセルジャンプ』もエッジを使って飛び上がるジャンプなので、エッジジャンプの1つだそうです。

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ステップ3. サルコウ・ループの飛び方 … エッジジャンプの見分け方

それでは、かなりジャンプの飛び方による見分け方もわかってきたところで、エッジジャンプの見分け方を見ていきましょう。エッジジャンプは、この2つがあります。

  • サルコウジャンプ
  • ループジャンプ

サルコウジャンプとループジャンプの見分け方は、『左右どちらの足で踏み切るか』。

反時計回りの場合、右足を浮かせて『左足で踏み切った場合はサルコウ』で、左足を浮かせて『右足で踏み切った場合はループ』です。

時計回りの場合は左右逆となります。『右足で踏み切った場合はサルコウ』『左足で踏み切った場合はループ』となるそうです。

サルコウジャンプの飛び方の特徴は、飛び上がる直前にひざが『ハ』の字のように見えるところ。テレビなどの画像で見ているとカメラの位置によって、上手くこの『ハ』の字の足の形が見える時と見えないときがあるかもしれません。滑る勢いをそのまま利用して、助走のままの流れで跳ぶという点も特徴かと思います。

ループジャンプの飛び方の特徴は、飛ぶ直前に腰が沈み込んで、いすに腰掛けているくらいの低い姿勢になるところだと思います。足もクロスして飛び上がる飛び方なので、トウをつかない2つのジャンプは、割と見分けやすいかもしれませんね。

 

ステップ4. ルッツ・フリップ・トウループの飛び方 … トウジャンプの見分け方

それでは、トウジャンプの飛び方の見分け方を見ていきましょう。トウジャンプは、次の3つがあります。

  • ルッツジャンプ
  • フリップジャンプ
  • トウループジャンプ

ルッツ・フリップ・トウループの見分け方は、飛ぶときに突くトウは右足なのか、左足なのか、というところ。左足のトウで氷を突いたら、トウループです。『左トウが、トウループ!』。九九のように覚えてしまうと覚えられるかも(笑)。

では最後は、フィギュアスケートの解説者でも時々間違えるとか間違えないとかという、『ルッツジャンプ』と『フリップジャンプ』。

ルッツジャンプもフリップジャンプも飛び上がるときに突くトウは、右足違うのは、左足のスケート靴の刃の内側に体重がのっているか、外側に乗っているかの違い。難しいですね~。

左足の内側に体重がのっているとフリップジャンプ、左足の外側に体重がのっているとルッツジャンプ。フリップジャンプは、滑ってきた左足がまっすぐに起きているのですが、ルッツジャンプの時は、外側に重心を乗せるので、一瞬足がすごく斜めに傾くような感じがします。

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そしてフリップジャンプを跳ぶときの選手の特徴は、前向きに助走して滑ってくるそう。そして飛びあがる直前にクルっと向きを変えて、飛び上がるようです。パタッと、体の向きが変わるところも飛び方の特徴といえそうです。

ルッツジャンプは、体重移動が難しいですね。羽生結弦選手が2017年11月のNHK杯直前に怪我をしてしまったのは、4回転ルッツジャンプの練習中だったと言います。

助走して滑ってくる勢いと反対側(外側)に体重を乗せ換えて飛ばないと減点になってしまうそう。一瞬、足がヨロっとするようなイメージでしょうか。助走の力をそのまま生かせないので、難しいジャンプなのでしょうね。

 

まとめ

『フィギュアスケート|ジャンプの飛び方から見分け方を解説!エッジorトウ/前or後向きでcheck!』として記事にしてきました。フィギュアスケート観戦専門の管理人なので、間違っているところがあったら、メッセージから教えてくださいね。

フィギュアスケートのルール改正が2018年6月行われる予定になっています。平昌オリンピックでのジャンプを後半に持ってきて高得点を稼ぐプログラムや、4回転を飛べば高得点が取れると言った、ジャンプ一辺倒のフィギュアスケートに賛否両論がありますね。

北京オリンピックに向けて、フィギュアスケートのプログラムの流れがジャンプの質にこだわったものへと移行していきそうな雰囲気です。どんな4年間が始まるのでしょう。フィギュアスケートシーズンが楽しみですね。

 

最期前絵お読みいただきまして、誠にありがとうございました。

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